右の画像を見てください。
鉄鋼メーカーからトラックで届いたばかりの素材です。
鉄板をロール状に巻いたもの。
皆さん、鉄でできた巨大なトイレットペーパーを想像できますか?
それはそれは重いです。
右の画像のものは、これひとつだけで約19トンです。
大きな20tトレーラーに、ひとつしか積めないのです。
ここから
我々の仕事が始まります。
車のボディー、スチール机、ロッカー、エアコンのボディーなどなど、最初はみんなこれなのです。
このロールを縦に分割し、必要な幅にします。
輪切りにした形になります。
これが
『スリッター』と呼ばれる作業工程です。
要求された大きさに切る前に、平面にしなければ
なりません。
ロール状で到着した鉄板は、ロールを解いても
平面ではなく曲面なのです。
この曲がった鉄板をまっすぐ平面にするのが
『レベラー』です。
平面にしたものを必要な大きさにカットするのが
『シャーリング』です。
コイルセンターはお客様の要望通りの大きさ、形、厚さの鉄板を出荷します。
シャーリングしたものを出荷するということです。
梱包され出荷を待つ製品です。もっともっと小さいものもあります。
横のノートと比べてください。
これくらいの大きさのものでも、腰を入れないと重くて持てないです。
鉄や鋼の塊って、実は持ったことがない人がほとんどなのです。
これらが納入先で、曲げたり、穴を空けられたり、塗装を施されて車やエアコン、デスク、ロッカーなどの一部になって行くのです。
大きなものから小さなものまでご要望にお応えできることはお伝えしましたが、本当の真価は納期が短いこと。 自慢のデリバリー力です。
小ロット、多品種、そして短納期! 大日商会のチャレンジです。